トリビアの泉vol.3 〜素晴らしき救急隊の無駄知識〜

皆さんこん〇〇は。元救急隊の社員Kです

前回投稿したトリビアの泉vol.2は見ていただけたでしょうか? 見ていない方はこちらからどうぞ。

それではトリビア後半戦、いってみたいと思います!

トリビア⑦ 滅多に出動しない救急車がある

見ない日はないくらいと言ってもいいほど、忙しく走り回っている救急車。そんな救急車でも滅多に出動しない救急車があるのです。それは、“スーパーアンビュランス”という救急車です

この救急車、なんと車両が変形して拡張し、いわば「移動する救急病院」となるのです

大規模災害時や、多数のけが人が出た場合に出動するので、滅多に出動しないんですね(出動した有名な災害としては、地下鉄サリン事件や秋葉原の殺傷事件などがあります。どれも大きな事件ですね…)

ちなみにほとんど動かないので、故障することが多々あると聞いたことがあります。道具は使わないと壊れてしまう、のと言うのは本当みたいです…

トリビア⑧ 救急車の中に黒電話がある!?

皆さんは黒電話、見たことありますか?(私は見たことありません…)

実は救急車内には黒電話(の受話器)があるのです!え、黒電話で病院に電話するのかって?いやいや、そんなことはありません、スマートフォンで連絡してますよ(笑)。じゃあ、なんで黒電話があるのでしょう?

黒電話で連絡する相手は、消防署にいる指令課員や他の消防職員。現場の情報などを無線で連絡する際に使用しています

どうして黒電話なのかは諸説あると思いますが、形が持ちやすい・サイレンなどの騒音でも受話器型なら聞きやすい、などみたいです(諸説あり)

トリビア⑨ 救急隊員の制服はブランド品だった?

救急隊員のイメージってこんな感じじゃありませんか?

これは現場活動用の制服で、血液やウイルスなどからの感染を防止するためにこのような服を着ています

本当の救急隊員の制服(活動服)はこの様な服です

なんか、上下ねずみ色で地味〜な感じですよね…。いやいや、そんな事を思ってはいけません。実はこの制服、デザイナーの“三宅一生”さんが1988年にデザインしたブランド品なんですよ!

ちなみに肩章とベルトは反射材になっていて視認性を意識しています。また、襟は付け替えができて衛生面も配慮されています

う〜ん、そう御託を並べられると、なんかカッコよく見えてきたような気がしませんか…

おわりに

いかがだったでしょうか、今回の救急隊ムダ知識。 読んでくれて「へぇー、そうなんだぁ。」と思ってくれれば、私は満足です(笑)

とりあえず、トリビアは以上になります。また、思いついたら第4弾としてお話ししたいと思っています

今回もありがとうございました。それではまた