意外といるゾ!民間救急車

皆さん、こん◯◯は。元救急隊員の社員Kです

2024年の夏は35℃以上の猛暑日が多く、弊社の車内温度も急上昇!

エアコンを全開にしてもあまり涼しくならず、お客様に車内で快適に過ごしてもらえない日が多かった印象です…(来年の夏までにどうしたらいいか、考えておきたいですね…)

さて今回は、皆さんに民間救急のことをもっと知ってもらうため、"民間救急車"の紹介をしたいと思います

民間救急車を見つけてみよう!

みなさんは民間救急車を見かけたことはありますか?

「はい、見かけたことあります!」と答えられる人は少ないのではないのでしょうか…

ということでまずは、民間救急車の“見た目”のお話をしたいと思います

民間救急車のほとんどは、トヨタのハイエースや、日産のキャラバンといったいわゆるバンタイプの車が主流となっています。車のボディは白がほとんどです(HPを調べてみたら福祉車両タイプは白色しか売っていませんでした…)

また、民間“救急車”といっても、車両に赤色灯は付いていませんし(本物の緊急車両と紛らわしい装備や装飾をしてはいけないことになっています)、緊急走行ができるわけでもありません…

つまり、車両の見た目や法令遵守は一般車両とほぼ変わりありません。

なので、車両に社名やロゴなどがプリントされていないと、民間救急車なのか、それとも一般車両なのかはパッと見ただけでは見分けがつかないことが多いのです

(*救急車として使用していた車両を買い取り、民間救急車として再利用している場合もあります)

民間救急車の中身は?

では、民間救急車の車内はどうなっているのでしょうか?

⬅︎の写真は消防署にある救急車、 ➡︎の写真は弊社の民間救急車の写真です

救急車内はスペースが広く、また多くの救急資機材が積載されています。

それに対して民間救急車の車内はどうでしょうか

弊社の民間救急車の車載装備を見てみると、患者さんが乗るストレッチャー(ベッド)、酸素ボンベ、吸引器、観察用モニター、AEDなど、事業者によって積載品は異なりますが、搬送するための必要最低限の資機材が装備されています

民間救急車は通常、病状が急変する可能性が高い人(=緊急性が高い人)は搬送することはできないため、転院搬送などで医療行為を継続するために必要な物品や、応急手当を実施するための資機材が積載されているという訳です

おわりに

今回は民間救急車の内装・外装をお話させていただきました

皆さんの周りにも意外と多くの民間救急車が走っているのかもしれません

民間救急車のお仕事内容については以前、コラムでお話したので、こちらも見てもらえると嬉しいです

今回も読んでくださりありがとうございました