介護タクシーの料金はいくら?

介護タクシーを頼もうと調べ始めて、まず引っかかるのが料金です。
普通のタクシーより高いのは分かっていても、
いくらになるのかが見えないと、電話をかけにくいものです。

介護タクシーの料金は、走った分の「運賃」に、
乗り降りを手伝う「介助料」と、車いすなどの「機材の料金」を足して決まります。
この3つの中身が分かると、見積りの数字も読みやすくなります。

リーベルの料金で計算すると、近くの病院への通院なら数千円。
リクライニング車いすでの退院でも、1万円以内が目安です。

料金は、3つの足し算で決まります

介護タクシーで用意している車いす

どの会社でも、おおむね次の3つを足した金額になります。
名前や金額は会社ごとに違うので、見積りのときに内訳を聞くと比べやすくなります。

項目リーベルの料金(税込)
運賃メーター制。
初乗り1.2kmまで530円、以降242mごとに100円。
時速10km以下の走行・待機は1分30秒ごとに100円
介助料
(乗り降りなどのお手伝い)
基本介助1,100円(12時〜17時前の出発なら0円)。室内介助1,100円〜。階段介助は1フロアの昇降または5段以上につき1,100円
機材の料金標準の車いすは無料。リクライニング車いす2,200円、ストレッチャー3,300円、布担架1,100円

寝たきりの方や歩けない方、家から出るのが難しい方も、
スタッフが担架などを使ってお連れ出しします。
エレベーターのない建物では、階段の介助の分が足されます。

このほか、病院での付き添い、早朝・夜・土日祝の加算、有料道路代がかかることもあります。
反対に、通常の迎車料と予約料は、リーベルではかかりません。

すべての料金は、介護タクシーの料金ページに載せています。

通院から転院まで、4つの例で計算すると

リーベルの料金で計算した、片道の例です。
平日のご利用で、事務所から近い場所の発着としています。

ご利用の例料金の目安(税込)
通院(片道約5km)
標準の車いす・午後の出発
約3,100〜4,100円
同じ通院を午前に出発約4,200〜5,500円
退院(約15km)
リクライニング車いす・午後の出発
約8,500〜9,800円
転院(約20km)
ストレッチャー・スタッフ2名・午前の出発
約1.8〜2.3万円

同じ通院でも、午前に出ると、主に基本介助の分だけ高くなります。

表の金額は、この条件で計算した目安です。
道路の混み具合、乗り降りにかかる時間、必要な介助や機材、時間帯・曜日、
お迎えの場所などで変わり、目安より高くなることもあります。
正式な金額は、ご予約のときにお見積りでお伝えします。

診察が終わるまで病院の中で付き添ってほしいときは、付き添いの料金が別にかかります。
ヘルパーなら、最初の1時間3,300円、以降30分ごとに1,500円。
2時間なら6,300円です(付き添い中の車両の待機料は別)。

リーベルの介護タクシーの車内。ストレッチャーと座席
車内にストレッチャーを備えています。標準の車いすの料金はかかりません

ほかの会社と比べるなら、総額で

介護タクシーの料金は、会社によって決め方がさまざまです。
料金表を見比べるときは、次の5つを確かめると、総額の差が見えてきます。

  • 迎車料や予約料がかかるか
  • 介助料に含まれる範囲
  • 車いす・ストレッチャーの料金
  • 待ち時間・付き添いの料金の計算
  • キャンセル料がいつからかかるか

分かりにくいのは、介助料に含まれる範囲です。
家の中や病院の入口までの移動が含まれるのか、別にかかるのかは、会社ごとに違います。

いちばん確実なのは、同じ条件を伝えて、総額で見積りを取ることです。
条件がそろっていないと、数字を並べても比べられません。

伝える条件は、出発地、行き先、時間、車いすの種類、家の中の段差。
どの会社にも、同じように伝えてください。

少しでも安く使うための、4つの方法

いちばん手軽なのは、出発を午後にすることです。
リーベルでは、12時〜17時前の出発なら基本介助料が0円になります。
時間に余裕のある通院や退院なら、午後の予約がおすすめです。

障害者手帳をお持ちなら、乗るときに見せてください。
メーター運賃が1割引になります(介助料や機材の料金は対象外です)。

お住まいの市区町村から福祉タクシー券が出ていれば、使えることがあります。
使えるかどうかは、福祉タクシー券のご利用についてをご覧いただくか、
ご予約のときにお知らせください。

見落としやすいのが、医療費控除です。
通院のための交通費は医療費控除の対象で、
タクシー代は、電車やバスが使えない場合に限って対象になります(国税庁 No.1122)。

領収書は、捨てずに取っておいてください。
介助料などの扱いは、税務署にご確認ください。

介護保険が使えるのは、条件を満たしたときの「乗り降りの介助」の部分だけです。
くわしくは介護タクシーで介護保険は使える?で説明しています。

料金のことで、よく聞かれること

キャンセル料はかかりますか?

配車予定日の2日前までにご連絡いただければ、かかりません。
前日・当日のキャンセルには、キャンセル料がかかります。

支払い方法は?

原則、ご利用の当日に現金でお支払いいただいています。
クレジットカードや請求書でのお支払いをご希望なら、ご予約のときにお知らせください。

病院で待っているあいだも、料金はかかりますか?

はい、待っているあいだもメーターが進みます。
スタッフが付き添わず、車両だけが待つ場合は、1時間あたり4,000円です。

料金が気になる段階でも、お気軽に

  • 東京消防庁 患者等搬送事業者認定
  • 国家資格者が在籍
  • 事前予約で深夜・早朝も対応

出発地と行き先、ご希望の日時、車いすの種類が分かれば、
料金の目安をお伝えします。

介護タクシー専用電話 070-8448-5604

いま命に関わる状態の方は、迷わず119番へ。

見積りを聞いてから、決めてください

介護タクシーの料金は、運賃と介助料と機材の料金の足し算です。
午後の出発や障害者手帳の割引で、負担が軽くなることもあります。

出発地と行き先、日時、車いすの種類が決まれば、ご予約の前に料金の目安をお伝えします。
その数字を見てから、頼むかどうかを決めていただいて構いません。

この記事の監修:塚本昂平(看護師)
株式会社BTH 代表取締役。急性期病院の看護師、訪問看護を経て、民間救急・介護タクシー リーベルを創業しました。
監修者のプロフィール

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